秋山翔吾外野手(27)が「ザ・キャッチ」を見せたが、逆転勝利にはつながらなかった。

 9回に逆転を許し、なおも2死満塁。呉載元に前進守備のセンター後方を襲う大飛球を打たれたが、懸命に背走し、最後はフェンスにぶつかりながら好捕した。「(打球が)来る感じはあった。抜けていれば試合が終わっていたので」。1番打者としては、4打数無安打1四球に終わった。「1番打者として仕事ができなかった」と反省した。

 21日の3位決定戦へ「最後の試合になる。ファンの方も見ているし、勝って終わりたい」と静かに話した。