プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(74)は7日、バドミントン界の違法カジノ問題について、「他のスポーツ界については言えない」とした上で、球界の規律について言及した。

 巨人の野球賭博問題では、無期失格処分を受けた3人が違法カジノ店へ出入りし、1年間失格の高木京介元投手は「闇スロット」で遊興。野球協約に抵触していないとの理由で非公表だが、別の選手1人も「闇スロット」で厳重注意を受けた。「自己規律の問題であり、球団の規律の問題。野球協約違反ではなくても、きっちりと守らなくてはいけない」と言った。NPB井原敦事務局長は「団体によって処分の根拠規定が違う。(バドミントンの問題も)注視したい」と話した。