阪神が広島黒田の日米通算200勝達成の引き立て役を演じてしまった。

 1、2回に先頭打者が出塁するが得点できない。3回以降は黒田の術中にはまり、7回で無得点に終わった。なすすべがない敗戦に、金本知憲監督(48)も怒りをにじませて「果たして、打席での姿を見とったら『悔しい』とか思ってるのかと思うね。こういう展開でも何とか、と食らいついていく姿勢が出てこないようだったら、このチームは何十年やっても変わらない。悔しいと思っているのか、本当にね。腹の底から」と話した。後半戦は5連敗で、まだ1度も勝てず。広島戦も9連敗と、深刻な状態が続いている。