西武が投手陣の力投と終盤の打線の粘りで連敗を2で止めた。

 5月5日オリックス戦(西武プリンスドーム)以来の先発マウンドに上がった十亀が4回を1失点。2番手小石、3番手牧田がそれぞれ2イニングを無失点でつなぎ、チームに流れを呼び込んだ。打線は1点を追う7回に中村の適時打で同点とすると、8回に代打森が勝ち越し打。9回は渡辺の犠飛で突き放し、最後は守護神増田が締めた。

 田辺徳雄監督(50)は「打線は(相手投手が千賀から森福に代わった)7回から粘りをみせてくれた。森は代打起用が多いけど、いい仕事をしてくれた。(8回の金子侑の二盗も)大きかった。牧田も久しぶりの中、テンポのいい牧田らしい投球をしてくれた」と、投打の頑張りをたたえた。