国内FA権の行使を検討していることが明らかになったオリックス糸井嘉男外野手(35)について、オリックスは「宣言残留」も容認する方針を14日、明かした。

 球団幹部は「残ってくれるならそれでも構わない。ウチにとって絶対に必要な選手なので」とFA宣言イコール退団ではないと強調。一昨年オフには金子がFA宣言した上で残留を選んだケースがある。

 現時点で糸井との残留交渉は行われておらず、条件提示もこれからの模様。金額など詳細は不明だが、球団は3年程度の複数年契約を用意するとみられる。糸井はこの日、FA権について多くを語らなかった。