DeNAがドラフト最上位に履正社(大阪)の寺島成輝投手(3年)をリストアップしていることが11日、分かった。高校生のドラフト1位指名となれば11年の北方以来で、10年には筒香を指名している。1位候補選定の基準は「その年の一番いい選手」という軸はぶれない。高田GMは「高校生だから即戦力ではないということはない。大学、社会人と同じで、能力次第」と説明した。

 ここ3年は大学、社会人の投手を1位指名してきた。今回のドラフトでも創価大・田中、桜美林大・佐々木、明大・柳の3投手は高く評価している。「今年は投手にいい素材がそろっている」と同GM。指名選手はドラフト前日のスカウト会議で最終決定されるが、現時点では超高校級サウスポーが筆頭候補に挙がっている。