ソフトバンクのドラフト1位、創価大の田中正義投手(22)が21日、プロでの禁酒を誓った。この日、ヤフオクドームで行われた新入団選手説明会に参加。大学時代に続き、プロでも禁酒を続けることを明かした。

 田中 お菓子とか酒はあまり体にいい要素がないので取らない。飲んだ次の日は体調がよくないので、それが気持ち悪い。練習の時でも絶好調の体でいたい。

 まさにプロ意識の塊。「ビールは3、4杯飲めますが、酒はあまり好きではなく、おいしいと思ったことがない」。大学時代も「周りが飲んでいても、僕だけウーロン茶ということもあった」というほど意志は固い。

 今季も酒を口にしたのは引退後の打ち上げ時のみ。田中は「こんなこと言ったら付き合いの悪いやつと思われるかもしれないですね」と苦笑いを浮かべたが、結果がすべての世界。コンディションを最重視し、日ごろから体調管理に励む。