ソフトバンク上林誠知外野手(21)が4回に5号逆転満塁本塁打を放った。

 2点を追う4回2死満塁、カウント1-2から西武高橋光の147キロ高め直球を右翼ポール際スタンド中段までライナーで突き刺した。打球が入るのを確認すると思わずガッツポーズ。大歓声の中、ベースを一周した。

 「追い込まれていましたがコンパクトに振り抜けてうまく反応できた感じです。昨日満塁で自分が三振してしまい拓也(甲斐)さんが(満塁本塁打で)カバーしてくれて、今日は前の松田さんが三振してしまったので、自分が絶対打ってやろうと思いました」と笑顔。

 2年前、15年8月25日ロッテ戦で放ったプロ入り初本塁打以来、自身2度目の満塁弾となった。前日2日西武戦ではプロ初の1試合2発をマークするなど、プロ4年目の今季、恐怖の8番打者としてレギュラーに定着している。