今季2度目の先発となった日本ハム中村勝投手(25)が648日ぶりとなる勝利投手の権利を持って降板した。

 毎回走者を背負う投球となったが、4回までは要所を締めて無失点。4点リードで迎えた5回のマウンドは、2死からロペスに日米通算200号となる9号ソロを浴びた。さらに同学年の筒香に3打席連続四球を与えると、続く宮崎に2号2ランを献上。1点差とされたが、5回を投げ5安打3失点で踏ん張った。

 降板後は球団を通じて「前回登板よりはリラックスしてマウンドに上がることができました。立ち上がりから状態は良かったんですが、反省すべきは5回。野手の方々がたくさん点を取って援護をしてもらい、スイスイといかなければいけない場面でした。しっかり反省をして次回以降へ生かしていきたいと思います」と、失点した5回の投球を悔やんでいた。