46年ぶり2度目の出場となった帝京大(首都)は、桐蔭横浜大(神奈川)との接戦を落とし、初戦敗退となった。

 0-3の6回表、先頭からの連打で1死一、二塁の好機をつくると、3番木下和哉外野手(4年=横浜隼人)が右越えの3点本塁打を放って同点とした。しかしその裏、2死から白昼の東京ドームの白い天井へ向かって高く舞い上がった左翼への飛球を野手が見失い二塁打。不運な形で2死二塁とされると、次打者の初球を勝ち越しの2点本塁打とされて力尽きた。

 唐沢良一監督(47)は「(勝ち越しの本塁打に)初球を気をつけろと言っていたのだが。ただ、若い選手が多いチーム。良い経験になったと思う。この負けを悔しく思っているような子を作っていきたい」と話した。