ソフトバンク柳田悠岐外野手(28)が3回に特大の推定飛距離145メートルの先制12号3ランを放った。

 3回2死一、二塁。ヤクルト先発の左腕石川の初球スライダーをフルスイング。右翼席最上段の「145メートル」と書かれた看板下のファンの中へ突き刺した。「1打席目でボールとの間が取れていなかったので、この打席では間を少し長く取るようにして、ドンピシャのポイントで打てました。(ソフトバンク先発の)石川を援護できてよかったです」と会心の1打を振り返った。

 前日6日は延長10回に三塁線内側にコロコロ…ピタリと止まる推定飛距離10メートルのサヨナラ安打。お立ち台で「打球はめちゃくちゃダサかったけど、みなさんの応援でフェアゾーンに止まってくれた。明日は打球飛ばします」と約束していたが、言葉通りの特大弾となった。