日本ハムが逆転勝ちし、連敗を6でストップさせた。プロ入り後初めて「3番一塁」でスタメン出場した日本ハム中田翔内野手(28)が、逆転の決勝打でチームを救った。

 中田はお立ち台で「打席に立つ前に、スクリーンに『3番でも4番でもすることは一緒』という文字が見えたので、その通りにやりました。監督の400勝につながって良かったです。足が震えてました。みんなが頼りないバッターにチャンスで回してくれたので、意地でも打ちたいと思っていた。良かったです」と話した。

 就任した12年以降、初めて中田を4番以外で先発させた栗山監督も、お立ち台を見守りながら目に涙を浮かべていた。