広島が投打に圧倒。大瀬良が無傷の5勝目を挙げ、3投手で無失点リレー。今季最多の貯金18とし、2位阪神とのゲーム差を5まで広げた。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り

 -大瀬良が走者を出しながらも好投

 緒方監督 そういうことね。とは言っても走者を出しながら、ランナーを置いてから粘って投げきれたのは大きな収穫にもなったし自信にもなっただろうからね。スコアリングポジションに置いてギアを入れた球というのは良い球がたくさんいっていたからね。こういう投球、そういうボールの確率を上げていってほしいね。

 -打線は先制

 緒方監督 1点で終わってしまったけど先制して、主導権を握れたからね。あとは4回か。大地のヒットからね。広輔が技ありで、難しいボールを打ってくれて。その流れのなかでキクが、大きい大きい本塁打を打ってくれて。本当に大きかった。あの3点は本当に大きい追加点になった。

 -4日間の休みがあった

 緒方監督 キクは体調面が一番心配なところがあるからね。打撃の状態が上がってきても、コンディションのところでなかなか思うように守備、打撃がしんどい時期がある。ただ4日間で大分整ったみたいなので。自然とああいう打撃結果、内容になっているんじゃないかな。

 -菊池はもともと飛ばす力もある

 緒方監督 もともと彼はね。一昨年は打率が低いなかでも10本近く本塁打を打った。逆にそれがあったから打率の面で苦しんだというところもあると思う。そういう苦い経験のなかで去年しっかりセンターから逆方向への打撃を身につけた。長打にこだわらず最多安打を獲得出来た。それが大きな自信にもなっているんじゃないかな。つなぎのなかでいろんな仕事をしてくれる。難しい打順のなかで、頼もしいよね。

 -中継ぎ陣

 緒方監督 ちょっとあいているので、正直今日は投げさせたかった。僅差だったら負けていても投げさせたいという思いがあった。じゃないと横浜に行ってからの予報も悪いのでね。あきすぎるのも実戦感覚が遠のいてしまうのでね。この辺は難しいところだけどね。

 -リーグ戦再開を好スタート

 緒方監督 それはもう、1試合1試合ですから。うちは。