【セ・リーグ】

◆中日完封リレーで3カード連続勝ち越し、阪神6連敗

<中日1-0阪神>◇28日◇ナゴヤドーム

 中日ジョーダン、阪神小野の投手戦で始まった。中日は3回まで無安打無得点。阪神は毎回出塁するも、得点に結びつけられない。

 中日は6回2死三塁で3番大島の左翼線への適時二塁打で先制。阪神は中日ジョーダンの前に打ちあぐね、6回までゼロ行進。

 中日が継投で完封リレー。今季初の3カード連続勝ち越しを決めた。先発ジョーダンは今季5勝目。田島は20セーブ目。阪神は6連敗となった。小野は4敗目。

◆ヤクルト山田V弾、星3勝 巨人大竹寛は4敗目

<ヤクルト4-2巨人>◇28日◇福島

 ヤクルトは1回に山田の2試合連続となる10号ソロで先制。投げては先発星が3回まで1安打無失点と巨人打線を抑える。

 ヤクルトは4回に藤井、西田の適時打で点差を広げる。だが、6回に巨人マギーに適時打を許し2失点。星はこの回で降板した。

 ヤクルトは7回から継投で守りきり、連敗を3で止めた。先発星は3勝目。巨人は打線がつながらず、連勝が2で止まった。大竹寛は4敗目。

◆DeNA継投で逃げ切り借金1、広島連勝3で止まる

<DeNA11-8広島>◇28日◇横浜

 DeNAは3回まで松山の5号ソロなどで4点リードを許す。だがその裏、倉本、梶谷、筒香の3本の適時打で同点に追いついた。

 DeNAは4回、梶谷の10号3ランで逆転。5回は石川、倉本が適時打。6回には筒香の10号ソロ、宮崎の7号ソロで突き放した。

 DeNAが継投で逃げ切り、借金を1に戻した。久保が3勝目。広島の連勝は3でストップ。先発岡田が誤算だった。2番手九里が5敗目。

【パ・リーグ】

◆楽天島内V弾で貯金22、オリックスは自力V消滅

<楽天3-2オリックス>◇28日◇弘前

 楽天は1回ペゲーロの17号ソロで1点先取。3回オリックス小谷野の適時打で同点とされるも、裏に島内の8号2ランで勝ち越し。

 楽天の先発辛島が要所を締め、6回までオリックス打線を1失点に抑えて交代。4回から6回は両軍ともに追加点なし。

 楽天が逃げ切り、1分け挟んで3連勝で今季最多の貯金22とした。オリックスは連勝が2で止まり、自力優勝の可能性が消滅した。

 楽天辛島が6勝目、松井裕は22セーブ目。オリックス金子は5敗目。

◆ソフトバンクが接戦制す、今季最多貯金20

<ソフトバンク6-5日本ハム>◇28日◇ヤフオクドーム

 2点を先制された日本ハムは3回に中田の2点適時打などで3点を挙げ逆転。しかし、直後に柳田の犠飛で同点とされた。

 ソフトバンクは4回に1点勝ち越すと、5回に代打大谷の適時打で同点とされた。その裏、今宮の4号ソロで再び勝ち越しに成功。

 ソフトバンクが接戦を制した。同点の8回裏、デスパイネの19号ソロで勝負を決めた。チームは3連勝。貯金は今季最多「20」。岩崎が4勝目、サファテが21セーブ目。マーティンは2敗目。

◆ロッテ連敗ストップ、三木V適時打 西武は2連敗

<西武3-4ロッテ>◇28日◇沖縄セルラー那覇

 ロッテは3回2死三塁から加藤の適時三塁打で1点を先制。西武はロッテ先発の佐々木の前に3回まで1安打無得点に抑えられた。

 西武は1点を追う5回に金子侑の右前適時打で同点。ロッテは直後の6回に角中、ペーニャの連続適時打で2点を勝ち越した。

 西武は2点を追う7回に秋山の15号ソロ、浅村の適時二塁打で再び同点。その後は両軍のリリーフ陣が踏ん張り、延長戦に入った。

 ロッテは延長11回2死二、三塁から三木の左前打で勝ち越した。内が3勝目を挙げ、チームの連敗を2で止めた。西武は2連敗。牧田は2敗目。