ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(31)がリーグトップの柳田に並ぶ20号本塁打を放った。5-4で迎えた5回無死満塁のチャンスで来日初のグランドスラム。楽天美馬の変化球を逃さなかった。

 「最高の気分。前の打席が三振でしたし、満塁のチャンスだったので、絶対打ってやろうと思い打席に入りました。最低でも外野フライと思っていたけど、最高の結果になって良かった」

 6月28日の日本ハム戦以来、3試合ぶりの1発。来日4年目の今季は本塁打が自己最速のペースで「(昨季まで所属したロッテの本拠地)ZOZOマリンは思い切り打っても風に戻されるが、(ホームランテラス席のあるソフトバンクの本拠地)ヤフオクドームは本塁打になるのが大きい」と、本拠地が変わったことが本塁打量産につながっていることを明かした。