ロッテは今季7度目の4連敗で前半戦を終えた。借金は91年以来となる30に膨らんだ。

 1カ月半ぶり先発の関谷が4回もたず、4失点で降板。打線は4回以降1点ずつ返し、1点差まで詰めたが、救援陣が終盤に引き離された。

 関谷の2回の3失点は、1死走者無しで出した四球からだった。伊東勤監督(54)は「四球から。先頭打者は打ち取っても、2人目の打者に与えた。久しぶりの先発は関係ない。ここに投げることは分かっていた。投げる以上は、自分の球を出してくれと言っていたが」と嘆いた。

 さらに「結果に結びつかないのは、全部、私の責任。少しでも後半、返していくしかない」と続けた。