巨人相川亮二捕手(41)が、15年の巨人移籍後では初のサヨナラ打を放った。8回に代打で登場し、そのまま捕手の守備位置に入った。

 3-4の9回2死一、三塁で迎えた第2打席で、DeNA山崎康の初球カットボールを左中間への2点適時二塁打に仕留めた。6月6日西武戦以来の今季5安打目が、劇的な逆転サヨナラ打に。

 お立ち台では「本当に久々の安打だし、1本出れば同点になるところなので、ああいう形(逆転打)になるとは正直想像できなかったのでうれしい。オヤジでもまだまだできるんだぞ、というところを見せたかった。打てない中でも(高橋監督が)使ってくれたので、どうしても期待に応えたかった。本当に最高の景色です」と声を弾ませた。