ロッテは4連敗で、借金が今季最多の32となった。先発石川が3回までに7点を失い、序盤で試合の大勢を決められた。

 打線は2回にサントスが一時同点ソロ。3回、7回にも1点ずつ返したが、最後まで序盤の失点が響いた。

 伊東勤監督(54)は「見ての通り。(石川は)もう、半分自滅。最近、ちょっと良くなったと思ったが、今日は細かいコントロールがいまひとつ。(3回の6失点は)結局、四球でリズムを崩して、あの回で全部終わりました。(打線は)チャンスはあったけど。つないで、2、3点差ぐらいまで詰められる感じはしたが、打つべき人が打てていない。特に、真ん中。打線は毎日、組み替えているが、どうしようもない。また入れ替えをします」と、苦しげだった。