日本ハム大谷翔平投手(23)が最後の打者となった。2点を追う9回2死一塁で打席が回ったが、初対戦のヘルメンにタイミングが合わず、遊ゴロに倒れた。この日は4試合連続の「4番DH」で先発。本拠地・札幌ドームでは「4番デビュー」となった試合も、悔しい終わり方になった。

 5回には今季初めて三塁打を放ってチャンスメークもした。前打者のブランドン・レアード内野手(29)が逆転2ランを放ち、4-3と逆転した直後。カウント2-1から右翼フェンス直撃の飛球に快足を飛ばし、スライディングして三塁に到達。得点にはつながらなかったが、8試合連続安打とした。ただ、走者を置いた場面では快音が響かず、5打数1安打。試合後は故障していた左太もも裏などの状態は「大丈夫です。全然問題ないです」と、振り返った。

 試合前にはブルペンでネットスローや捕手を立たせての投球練習も行った。