男性警備員を負傷させるなどの不祥事を起こした巨人山口俊投手(30)に球団から1億円以上の大減額処分が下された。警視庁目黒署から傷害と器物損壊の疑いで書類送検された18日、東京・大手町の球団事務所で会見に出席した。この日から今季終了までの出場停止に加え、罰金と減俸を合わせて1億円を超える厳罰となった。

 巨人老川オーナー(山口俊の処分について)「いろんな事情を考え合わせて厳しい処分はするが、来年投手として、もう1度、活躍していただくチャンスを与えようという判断。厳しすぎるという人も、甘すぎるという人もいるかもしれないと思うけど、穏当なところかなと思っています」。