ソフトバンクの守護神サファテが46セーブを挙げ、岩瀬(中日)藤川(阪神)のシーズン日本記録に並んだ。

 「尊敬している2人に並べて光栄。ホームで達成できたことがよかった」。2点差の9回にマウンドに上がり、先頭島内に中前へ運ばれるなど制球に苦しんだが、聖沢を遊飛、アマダー、藤田を連続三振に切って締めくくった。試合後は孫オーナーからも称賛され「オーナーに見てもらえてよかった」と笑顔。新記録達成は確実だが「気持ちと体をうまく切り替えて臨みたい」と気を引き締めた。

 ▼サファテが今季46セーブ目を挙げ、05年岩瀬(中日)07年藤川(阪神)がマークしたプロ野球記録に並んだ。サファテは今季2敗しているが、2敗とも同点から登板した試合で、セーブ失敗は8月5日西武戦だけ。岩瀬は60試合目、藤川は71試合目に46セーブを記録し、セーブ失敗は岩瀬2度、藤川3度。サファテは2人よりも登板試合数、セーブ失敗が少なく、防御率も1点台だった2人に対して0点台で記録に並んだ。