ロッテ田中靖洋投手(30)が2年ぶりとなるセーブを挙げた。

 8-7の延長10回、プロ初登板の成田が1死一、二塁を招き、降板。田中靖が8番手で登板した。浅村を遊ゴロ併殺に仕留めると、力強くガッツポーズした。西武時代の15年以来となる通算2セーブ目を記録。もちろん、古巣からは初セーブだ。

 サヨナラ負けのピンチをしのいだ右腕は「チームが勝った事が一番です。成田の初登板が苦い記憶にならなくて良かったと思います。自分のことは特に何もありませんよ」と、粋なコメントを残した。