【セ・リーグ】

◆広島M7!薮田完封14勝、中日は今季の勝ち越し消滅

<中日0-3広島>◇8日◇ナゴヤドーム

 広島は初回に2死満塁としたが無得点。中日も薮田の立ち上がりを攻めて2死一、三塁としたが、先制できなかった。

 広島は5回、菊池の14号ソロで均衡を破った。プロ初勝利を狙った中日笠原だが、援護がなく5回1失点で降板した。

 広島が効果的に加点した。薮田は8月12日巨人戦以来2度目の完封で14勝目、チームの優勝へのマジックナンバーは7となった。中日は借金17で今季の勝ち越しがなくなった。

◆阪神鳥谷2000安打&岩崎4勝DeNA井納9敗

<阪神8-3DeNA>◇8日◇甲子園

 DeNAが1回、筒香の適時打で先制。阪神は2回に鳥谷の適時打と坂本の2ランで勝ち越すも、3回に筒香の同点ソロを許す。

 DeNAは阪神能見の前に4回から3イニング連続3者凡退。阪神も3回から6回までは無得点。能見は6回で降板し、継投策へ。

 阪神は7回に坂本からの4連打などで2点を勝ち越し、岩崎が4勝目をあげた。DeNAは試合中盤から打線が沈黙、井納が9敗目を喫した。

 阪神鳥谷は2回の適時打でプロ野球史上50人目となる通算2000安打を達成。

◆巨人菅野リーグトップ15勝、ヤクルト岩橋は初黒星

<巨人4-1ヤクルト>◇8日◇東京ドーム

 巨人菅野とプロ初先発のヤクルト岩橋の投げ合い。3回までは両者、無失点で投手戦の展開。巨人阿部が2戦ぶりにスタメン復帰。

 巨人は5回2死一、三塁からマギーの適時2塁打で2点を先制した。ヤクルト打線は6回までは3安打無得点と沈黙。

 巨人菅野が9回1失点の完投でハーラートップ15勝目。ヤクルト岩橋は6回2安打2失点の好投も味方の援護なく黒星を喫した。

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク7連勝!東浜パ単独トップ15勝 ロッテは80敗目

<ロッテ4-6ソフトバンク>◇8日◇ZOZOマリン

 ソフトバンクは1回、デスパイネが先制打。2回に明石の適時打、3回はデスパイネの内野ゴロの間と松田の23号2ランで加点。

 ソフトバンクは4回、今宮が適時打。ロッテは4回に中村が8号2ラン、6回にペーニャの11号ソロ、田村の適時打で反撃した。

 ソフトバンクは今季2度目の7連勝。先発の東浜は6回途中4失点もリーグ単独トップの15勝目。サファテは48セーブ目。ロッテは2連敗で80敗目。酒居は今季初黒星。

◆日本ハム大谷が今季初の2発4打点!西武に快勝

<西武2-9日本ハム>◇8日◇メットライフドーム

 日本ハムは1回に大谷が西武野上から6号2ランを放ち先制。西武は日本ハムの先発高梨の前に3回まで1安打無得点。

 日本ハムは4回に大田の適時打や大谷の7号2ランなど6安打を集め一挙7得点。西武は6回まで2安打に封じられ得点を奪えず。

 西武は8回、坂田の2号ソロ、源田の適時打で2点を返したが反撃及ばず敗れた。野上が9敗目。日本ハムは高梨が7回2/3を2失点で抑え5勝目。

◆オリックス連敗ストップ&金田3勝 楽天岸8敗目

<楽天2-4オリックス>◇8日◇Koboパーク宮城

 オリックスは3回1死二塁から西野の中前打で先制。先発はディクソン。楽天は3回まで2安打無得点。先発は岸。

 楽天は4回2死一、三塁からアマダーの左翼線への適時二塁打で同点に追いついた。1-1のまま、終盤7回を迎えた。

 オリックスが7回に吉田正、ロメロの適時打で2点を挙げ、続く8回にも1点を追加。連敗を2で止めた。2番手金田が3勝目、平野が25セーブ目を挙げた。楽天岸は7回3失点で8敗目。チームの連勝が2でストップした。