阪神が勝ちきれずに、延長12回引き分けで巨人戦のシーズン負け越しが決まった。初回に大山のタイムリーで2点を先制したが、桑原、マテオが1点ずつ失い、同点に追いつかれた。9回以降は毎回、サヨナラの好機を迎えたが、あと1本が出なかった。

 金本知憲監督(49)は「勝ち切りたかったですけどね。8月からリリーフがね。相手も慣れてきているのもある。そこで勝ってきたチームですから。もうひと踏ん張り、最後までね」と話した。負けなかったため、広島の優勝は阻止したが、もどかしい試合内容だった。