第28回BFAアジア選手権(10月2日開幕、台湾)に出場する侍ジャパン社会人代表が27日、ロッテ2軍とのオープン戦に臨み、11-5で快勝した。

 大勢のスカウトが視察する中、今秋のドラフト候補選手がアピールした。広島田中の弟でもある日立製作所・田中俊太内野手(24=東海大)は「1番・二塁」で出場し、2安打をマーク。「3番・遊撃手」で出場のトヨタ自動車・藤岡裕大内野手(24=亜大)も2安打を放った。

 NTT西日本・大城卓三捕手(24=東海大)は長打力を発揮した。プロ相手に右翼に2本塁打。2本目は守護神も務めた益田から放った。石井章夫監督(52)は「プロを相手に、緊張感のある中でしっかりやってくれた。みんなが持ち味を出した」と評価した。