オリックスのドラフト5位ルーキー、小林慶祐投手(24)が、救急車で搬送されるアクシデントがあった。6回、ソフトバンク高谷の投手返しが顔面付近を直撃。打球は右翼まで転がった。小林はマウンド付近で倒れ込んだ。出血も見られ、ナインや福良監督らが集まり、スタンドも騒然。場内に救急車が入ってくると、スタンドから小林を心配する拍手と“コバヤシ・コール”がわき起こった。15分間の中断後、小林に代わり沢田がマウンドに上がり試合は再開した。

 小林は大阪市内の病院に搬送され診察を受けた。球団によると、頭部CT検査の結果、脳に異常はなく、右まぶた上の打撲による裂傷と診断され、患部を8針縫ったという。10月1日以降の動きは状態を見て決める。