巨人片岡治大内野手(34)が1日、今季限りでの現役引退を表明した。

 東京ドーム内で会見し「希望を持ってリハビリを重ねてきたが、なかなか思うような動きができずに、何回も心を折られたので、このタイミングで身を引いた方がいいのかなと思いました」と明かした。13年目の今季はケガに苦しみ、プロ入り後初めて1軍出場がなかった。14年に西武からFA移籍。巨人での4年間は「大した結果も残せなかったので申し訳ないと思っている」と振り返った。今後については「2軍、3軍にいる時間が多かった。若い子もだいぶ見させてもらった。将来は、そういった選手を指導できたら」と見据えた。