オリックス平野佳寿投手(33)が、今オフ海外FA権を行使することが8日、分かった。3年契約が切れる守護神は前日7日、球団に意向を伝えた。国内他球団よりメジャー挑戦を視野に入れた行使。海外志向が強いとみられ、移籍が有力視される。

 長村裕之球団本部長は「もちろんオリックスに必要な戦力。以前から残って欲しいと伝えている」と残留説得に努める。平野の代理人にはイチローらを抱えるジョン・ボッグス氏が内定。レッドソックスは球団幹部が球場で直接視察するなど、メジャー各球団が関心を寄せている。