楽天青山浩二投手(34)が、球団の生え抜きとして初の通算500試合登板を達成した。

 8回に3番手としてマウンドに上がり「緊張というより、楽しんで投げようと思った」。先頭の大田を中飛に打ち取り「今日は大丈夫だと思った」と手応えをつかむと、横尾を右飛、杉谷を見逃し三振に切り3者凡退と安定感を披露した。

 節目の登板を終えた青山は、安堵(あんど)の表情を浮かべながら「長くやってこられた証し。早く達成したいと思っていたのでホッとしている」と振り返った。プロ12年目。ブルペンを支える青山の偉業に、森山投手コーチは「1年目から平均して結果を残してくれている。今年は『どんな場面でも行きます』と言ってくれたり、本当に助かっている。拍手を送りたい」と称賛。梨田監督も「去年よりもいいボールを投げている。もっと登板数を増やしていってほしい」と、さらなる奮闘を期待した。