阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)が、現役では球界最長となる7年連続で規定投球回に到達した。

 今季リーグ最終戦で先発し、7連続三振を奪うなど4回1安打無失点。中日にチャンスを作らせなかった。試合前までに139回を投げており、この日4イニングを投げて規定投球回に到達した。

 今季は8月上旬に右足腓骨(ひこつ)骨折し、約2カ月間離脱。この日が1軍復帰マウンドだった。「梅野の配球と自分の考えがマッチしていたね。野手の皆さんがしっかり守ってくれたので、いいリズムで投げることができた。何より久しぶりの甲子園のマウンドで、ファンの前で投げることができて本当にいい日になった」。元気な姿と、例年と変わらない働きを甲子園のファンの前で見せた。