侍ジャパン稲葉篤紀監督(45)の初陣となる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16~19日、東京ドーム)に出場する代表メンバー25人が12日発表され、ソフトバンクからは甲斐拓也捕手(24)と上林誠知外野手(22)の2人が選ばれた。

 オーバーエージ枠で選ばれた甲斐は世代別を含め、初の選出に声を弾ませた。「驚いたが素直にうれしい。まずは肩という長所をしっかり出して、チームに貢献できるように頑張りたい。投手と会話を多くして、しっかりリードできるようにしていきたい」。

 仙台育英時代にU18日本代表に選ばれて以来の代表選出となった上林は「高校の時はあまりいい思い出がないので、いい思い出を残して帰りたい。稲葉監督にとっても初めての大会なので、優勝を目指して頑張りたい」と、抱負を語った。