楽天聖沢諒外野手(31)のガッツプレーが決勝点を生んだ。

 先頭で迎えた同点の7回、ソフトバンク千賀から執念のヘッドスライディングで遊撃内野安打をマーク。代走を出されてベンチに下がったが、犠打後に嶋基宏捕手(32)の勝ち越し二塁打へとつなげた。「千賀は相性が良かったんですけど、2打席目にチャンスでランナーをかえすという役割を果たせなかった。7回は、トップで出塁という役割を果たせたことで嶋さんが打ってくれたと思います」と納得の表情だった。

 梨田昌孝監督(64)も「ああいうプレーが尊い。中堅、ベテランがヘッドスライディング」と称賛した。