ソフトバンク内川聖一外野手(35)が6回、クライマックスシリーズの同一ステージ新記録となる4戦連発の同点ソロを左翼へ放った。

 内川は、お立ち台で「打った瞬間に完璧だと思いましたし、ベース回りながら、王会長はいつもこんな気分でホームラン打ってたんだろうなと思って。こんな気分で野球やるの楽しいだろうなと思いましたね」と話した。通算868本、世界の本塁打王の同会長は「本塁打はその瞬間だけプレーを止められて、自分だけの世界に浸れる」と話したことがある。内川もその境地を夢想したようだ。