仙台大(仙台6大学)の馬場皐輔投手(4年=仙台育英)が阪神にドラフト1位指名された。早実・清宮幸太郎内野手(3年)、履正社・安田尚憲内野手(3年)を外した金本監督がソフトバンクと競合し、三度目の正直で当たりくじを引いた。宮城・柴田町の仙台大で会見に臨んだ馬場は驚きの表情を見せつつも、最後は満面の笑みを見せた。

 馬場 まさか自分が1位とは。ビックリ。阪神は強いしファンも多い。しっかり1年目から活躍したい。

 指揮官が大学4年間過ごした仙台からの阪神入りに、金本監督は「(出身の東北福祉大とは)ライバル関係の学校だけど、頑張って欲しい」とエールを送った。

 馬場は右上手から投げ込む最速155キロの直球と7種類の変化球を武器とする。

 ◆馬場皐輔(ばば・こうすけ)1995年(平7)5月18日、宮城・塩釜市生まれ。塩釜三小3年から野球を始め、塩釜三中では七ケ浜シニアに所属。仙台育英では2年秋からベンチ入りし、3年春、夏の甲子園出場。仙台大で1年春から先発し、リーグ通算15勝5敗。180センチ、90キロ。右投げ右打ち。家族は両親と妹2人。