DeNAからドラフト1位で指名された立命大・東克樹投手(21=愛工大名電)が、ドラフト会議から一夜明けた27日、京都市内の同校キャンパスで指名あいさつを受けた。

 DeNAからは吉田孝司スカウト部長、八馬幹典担当スカウトが出席した。吉田スカウト部長は「ラミレス監督も来たいと言っていたんだけど、大事な日本シリーズがあるので」とアレックス・ラミレス監督(43)の思いを代弁。同席出来ない代わりに、東にうれしいプレゼントがあった。「Omedeto Gozaimasu!! 10wins next year!!(来年10勝してね)」とラミレス監督の直筆メッセージが入った、ドラフト会議のIDカード。思いのこもったプレゼントに「メッセージをいただいて、期待されてるんだと思いました」と感激の様子。「10勝してね」のお願いには「クリア出来るように頑張れたら」と誓った。

 昨夜は携帯に、約300件のお祝いメッセージが届いた。その中には先にプロの世界に入った、立命大の先輩・巨人桜井や愛工大名電の先輩・日本ハム谷口のメッセージもあった。DeNAの本拠地横浜のイメージを聞かれ「都会!」と初々しく即答。「早くユニホームが似合うようにやっていきたいです」と笑顔で宣言した。