日本シリーズが終了したプロ野球界はストーブリーグに突入。FA選手、退団選手らの動向は? 移籍情報などをチェック。15日、FA権利行使選手が公示され7選手がFA宣言した。16日から交渉解禁。


日本ハム増井浩俊投手(33)=FA宣言

22日、東京都内でオリックスと入団交渉。オリックスは福良監督も同席し4年とみられる複数年契約などのを条件提示を行い、抑えとしての必要性を訴えた


阪神大和内野手(30)=FA宣言

16日、DeNAと大阪府内で交渉。3年以上の複数年契約を準備

17日、オリックスと兵庫県内で交渉。3年総額3億円程度を用意し、福良監督も同席。サプライズで球団の伝説的OB福本豊、糸井が背負った7番も用意してラブコールを送った。条件提示など約2時間の交渉を終えた長村裕之球団本部長は「いい話し合いができたと思う。チームが上昇するために、大和君の力がぜひ必要だと伝えた」

残留要請を続ける阪神はすでに4年契約を提示。依然、移籍か残留か五分五分の情勢。今後は長期間の熟考に入る


日本ハム大野奨太捕手(30)=FA宣言

中日森監督が22日、「もう、やったんじゃないのか」と交渉したことを示唆


西武野上亮磨投手(30)=FA宣言

14日、国内フFA権の行使を表明。「野球選手として他球団の評価を聞いてみたいと思いました。(西武への)愛着はすごくあります。今でも悩んでいますが(他球団の評価を聞く)チャンスはなかなかないので、行使させて頂きますと伝えました」と決断理由を明かした。西武はFA宣言後の残留を認めている。巨人など複数球団が右腕の動向を注視


ロッテ涌井秀章投手(31)=海外FA宣言、メジャー挑戦へ

8日、涌井がフリーエージェント(FA)権を行使することになったとロッテが発表した。涌井は「このたびFAを宣言させていただくことにしました。いろいろと時間をかけて考えさせてもらった中で、この機会に新たな可能性を探してみたいという結論に至りました」とコメントした


オリックス平野佳寿投手(33)=海外FA宣言

7日、大阪・舞洲のオリックス施設を訪れ、保持する海外FA権の行使の手続きを行った。メジャー挑戦が有力視されていたが、手続きを終えたこの日は「海外を優先で考えている。向こうでやりたい」とオリックス残留は考えていないことをはっきりと口にした。既に代理人を通じて、複数のメジャー球団が興味を示していると聞いている。今後は正式オファーを待つことになるが、「しっかり自分を評価してくれるところでやりたい。お前に任せたという熱意を伝えてくれる球団が一番」と話した


ソフトバンク鶴岡慎也捕手(36)=FA宣言

7日、球団事務所を訪れ、他球団への移籍を前提としたFA宣言の意向を伝えた。「FA申請して退団することを伝えました。4年前にFAでホークスにとってもらって感謝している。3回も日本一になれたのは幸せです。個人的に成績を残せなかったが、レベルの高いに野球をさせてもらって宝物になった」と話し「自分が試合に出ないといけないと思ったし、もう1回、新規一転、環境を変えて頑張ろうと思った」と思いを口にした


日本ハム中田翔内野手(28)=FA宣言せず残留

14日、国内FA権を行使せず、残留することを表明。「最終的には家族ともしっかり話をして、こういう決断を出した。一から、頑張らなければという気持ちですね」。今季は3月に行われた第4回WBCに出場後、シーズンでは不調。故障や打撃不振で打率2割1分6厘、16本塁打にとどまった。「今シーズンは、ふがいない結果で、やっぱりチームを去ることは出来ないなと思った」と、胸の内を明かした。来季はドラフト1位で指名され、入団確実な早実・清宮幸太郎内野手(18)とチームメートとなる。「清宮君が入ってくるのを、何日か前に知ったんですけど」と苦笑い。ともに戦うことは「ワクワクしています」と、期待した


西武炭谷銀仁朗捕手(30)=FA宣言せず残留

12日、保有するFA権を行使せず残留することを決断。同日、球団側に意思を伝えた。今季で2年契約が終了。関係者によると、他球団からの評価を聞ける機会は限られることもあり、権利行使も視野に入れて熟考を重ねていたという。決め手となったのは、プロ入りから12年間育ててくれた西武への愛着と恩義だった。これまで2度行われた球団との話し合いでは、2年契約を提示されていた模様だが、来季は1年契約で挑む。森、岡田らの台頭もある中で、これまでのキャリアに慢心せず、1年1年が勝負という覚悟を決めたとみられる


西武中村剛也内野手(34)=FA宣言せず残留

1年契約で残留することが11日、決まった。球団側に、保有しているFA権を行使しない旨を連絡。前日10日に残留する意向を明かしていた。鈴木球団本部長は「ありがたいこと。来季も頑張ってもらいたい」と話した


西武牧田和久投手(32)=ポスティングでの米移籍を希望か

海外FA権は持っておらずポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を希望。6日、球団は容認する考えを示した。鈴木本部長は「認めるつもりでいる。その方向でと思っています。本人も強い意志がある」と語った。ただポスティングシステムの改定交渉がMLBとまとまっておらず、国内FA権の行使も視野に入れている


ソフトバンク明石健志内野手(31)=FA宣言せず残留

13日、FA権を行使せず残留することを明かした。宮崎秋季キャンプの練習後に、報道陣の前で「残留します。やっぱり強いチームでやりたいし、愛着もある。毎年、優勝できるチームは、そうないですから」と話した。FA権を行使して他球団の話を聞きたい考えもあったが、常勝軍団で来季もプレーすることを選んだ


ソフトバンク川島慶三内野手(34)=FA宣言せず残留

10日、ヤフオクドームでフリーエージェント(FA)権を行使せず、来季も残留することを明言した。「ホークスから必要だという、うれしい言葉をいただいた。FA権は行使せず、残留します」と話した


日本ハム宮西尚生投手(32)=FA宣言せず残留

8日、球団事務所で会見を開き、権利を行使せず残留することを表明。「今回、FA権を使わずに残留することを決めました」。残留に至った決め手は、球団との最初の交渉の席で言われた「このチームで引退をしてほしい」という言葉だったという。「この左腕がぶっ壊れるまで、ずっと恩返しし続けないといけない」と、あらためて気持ちを引き締めていた。


中日谷元圭介投手(32)=FA宣言せず残留

8日、ナゴヤ球場で会見を行い、保持する国内FA権を行使せず残留することを発表した。谷元は「(FA)宣言せずに、中日ドラゴンズでお世話になることを決めました。本当に必要としてくれるチーム、それがドラゴンズだと感じた。シーズン途中で加入したけれど、温かく迎え入れてくれた」と話した


日本ハム大谷翔平投手(23)=ポスティングで米移籍表明

11日、東京都内の日本記者クラブで会見し、今オフにポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦する意向を正式に表明。進化を続ける二刀流は海を渡っても継続するつもり。唯一無二の存在として世界一に駆け上がる目標を掲げた。ファン、栗山監督らへの謝意を表し、常識を打ち破った5年間にけじめをつけた


阪神俊介外野手(30)=FA宣言せず残留

国内FA権を保持。7日、権利を行使せずに残留することを表明した。球団には6日に残留の意思を伝えており、「タイガースでやりたいし、日本一になりたい気持ちがあるので」と話した


ロッテ唐川侑己投手(28)=FA宣言せず残留

13日、今季取得した国内FA権を行使せずに残留することを表明。台湾遠征には参加しておらず、千葉・鴨川での秋季キャンプを打ち上げ「新監督の下で戦力になれるよう頑張ります」と決意を口にした


楽天松井稼頭央外野手(42)=退団、古巣西武へ復帰

古巣西武へ復帰。17日、埼玉・所沢市内の球団事務所で入団会見。背番号7。推定年俸4000万円の1年契約でテクニカルコーチを兼任。「鳥肌が立ちました。FAで出て、また(西武の)ユニホームを着られると思っていなかった。感謝してもしきれない。もう1度、小さい花でもいいので咲かせたい」


ソフトバンク松坂大輔投手(37)=退団、他球団でのプレー希望

球団が5日、退団を発表。球団を通じて「この3年間期待に応えられず申し訳ありませんでした。出来る事なら胸を張ってチームの歓喜の輪の中に入っていたかったです…」とコメント。3年12億円の大型契約で入団しながら、日本シリーズの戦力になれず、公式戦でも1勝どころか1イニングしか登板できなかった悔しさをにじませた。手術、リハビリと苦しい時間も、充実した練習施設と手厚い待遇をしてくれたソフトバンク球団、ファンに感謝の気持ちも示した。「いくら言葉にしても足りないくらいの感謝の想いを伝えるのは1軍のマウンドだと思っています。またいつかグラウンドでファンの皆様、チームメートに再会できる事を信じて前を向き続けていきたいと思います」とコメントを締めくくった。米国球界再挑戦や独立リーグでの現役続行も考えられる中「1軍」という言葉でNPBでの現役続行にこだわりを見せた


ソフトバンク大隣憲司投手(32)=退団、他球団でのプレー希望

5日、戦力外通告を受けた。06年希望枠左腕の大隣は主に先発で活躍し、08年に11勝、12年に12勝を挙げるなど、通算52勝(48敗)をマーク。13年6月には国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を受けた。今季1軍登板は1試合にとどまった。現役続行を希望し15日に行われた12球団合同トライアウトを受験した


巨人村田修一内野手(37)=退団→自由契約、他球団でのプレー希望

10月13日、巨人は来季の契約を結ばず、自由契約にすることを通達したと発表。11年オフに横浜(現DeNA)からFAで加入。主軸として12年からのリーグ3連覇に貢献するなど活躍したが、世代交代の波に押されて来季の構想から外れた。2000安打まで残り135本と迫り、“男”を代名詞とするスラッガーは新天地でのプレーを模索していくことになる


渡辺直人内野手(37)=退団、古巣楽天へ復帰

8年ぶりに古巣楽天への復帰が決定。背番号は26


日本ハム武田久投手(38)=退団、他球団でのプレー希望

他球団でのプレーを希望


広島梵英心内野手(36)=退団、他球団でのプレー希望

10月3日、今季限りで退団することが分かった。鈴木清明球団本部長が「本人がまだやりたいと、出場機会を求めている。広島出身で、これまで貢献してくれた選手。本人の意思を尊重した」と、自由契約にすることを明かした。今後は他球団での現役続行の道を探ることとなる。梵は広島・三次高から駒大、日産自動車を経て、2006年に大学・社会人ドラフト3巡目で広島入りし、新人王に輝いた。10年には盗塁王を獲得し、遊撃手としてゴールデングラブ賞を受賞


DeNA久保康友投手(37)=退団、他球団でのプレー希望

10月5日、戦力外通告を受けた。他球団でのプレーを希望


FA有資格選手
FA有資格選手