「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16~19日、東京ドーム)に出場する台湾代表が15日、前日練習を行った。

 2月のWBC壮行試合で楽天則本から本塁打を放ち、台湾リーグで2年連続4割超えをマークした「大王」こと王柏融外野手(24)は、対戦したい投手に侍ジャパンの巨人田口麗斗投手(22)を指名。14年に台湾開催されたU21ワールドカップ(W杯)での投球が印象に残っているという。「日本のいいピッチャーなので、田口選手からヒット、ホームランを打ちたい」と宣戦布告した。

 14年の同大会では、決勝で0-9と日本は台湾に大敗している。台湾チームの後、練習を行った田口は王柏融について「パワーがあって、スピードもあって、バットコントロールもセンスがある。苦手なコースないんじゃないですか」と台湾の3冠王をたたえたが「僕もあの時より成長してると思う。とにかくベストを尽くすだけ」と受けて立つつもりだ。