内外野を守れる侍ジャパンの西武外崎修汰内野手(24)が、6番左翼で先発出場し、先制ソロ本塁打を含む5打数3安打2打点1盗塁の活躍を見せた。

 2回2死走者なし、カウント2-2から台湾の先発左腕・林政賢が投じた真ん中高めの135キロ直球を右翼席の最前段に運んだ。「入るとは思わなかった。外野の頭を越えてくれと思いながら走った」と笑顔で話した。

 5回には三盗を決め、8回裏からは三塁を守り、足と守備でも勝利に貢献。「日の丸をつけて立つお立ち台は夢のよう。ユーティリティープレーヤーとして期待されているので、それに応えたかった。絶対に優勝して日本の野球を活気づけたい」と力強く語った。