日本プロ野球選手会と国学院大は21日、教員やスポーツ指導者を目指す元プロ野球選手への就労を支援するために「セカンドキャリア特別選考入学試験」に関する協定を結んだと発表した。

 球界初の試みで、2013年12月に同様の協定を結んだサッカーのJリーグではOB2人が在学中。

 選手会が推薦した元選手が作文と面接による試験を受け、合格者は人間開発学部で教職課程を履修する。Jリーグと合わせ、合格者は3人以内。

 協定式に出席した選手会の大島洋平理事長(中日)は「教壇に立つことができれば(引退後の)幅が広がる」と話した。