日本ハムのドラフト1位、早実・清宮幸太郎内野手(18)が24日、1972年札幌五輪の舞台となった札幌市の大倉山ジャンプ競技場で新入団選手発表に臨んだ。背番号は21。日本ハムとなった74年以降、野手では球団初となる番号を自身の代名詞とすべく、決意も新たに世界に羽ばたく選手を目指す。

 日本ハムの新入団選手発表は、14年から北海道を象徴する場所で行われている。14年は札幌時計台、15年は北海道庁赤レンガ庁舎、16年は国指定重要文化財の豊平館。今年の会場となった大倉山ジャンプ競技場は72年札幌五輪の会場。選定理由について球団関係者は「北海道のスポーツ観戦文化や、町の発展にも寄与してきた場所。長く愛されている場所でもあり、選手にも長く愛されてほしい、そして大きく飛躍を遂げてほしい」と説明。来年2月には平昌五輪も控えており、5月の段階で第1候補とし、準備を進めたという。