阪神は新外国人の有力候補に挙げている韓国・ハンファのウィリン・ロザリオ内野手（２８）との早期決着を目指す。１１月中はハンファに保有権があったが、今日１日から交渉解禁となる。１２月１日付人事で就任する谷本球団副社長及び球団本部本部長は「そこも鋭意進めて参ります。相手があることですが、こちらの気持ちとしては、できるだけ早く決めたい。早く固めたいという姿勢ではあります」と気合十分。今日にも速攻で獲得交渉に動く。

　ロザリオは韓国球界で２年連続打率３割、３０発、１００打点以上を記録している大砲。メジャー球団、国内他球団も関心を示しており、速攻アタックで熱意を伝えたいところだ。谷本球団副社長は「きっちりチームの強化に使っていきたい」と獲得に向けて金額面でも妥協しない方針を示した上で「浮かれたことは言わないようにはしたい。また決まったら、ご報告したい」と気を引き締めた。