熊本県復興チャリティーの「ベースボールフェスティバルin大阪」が2日、大阪市内で行われ阪神岩貞祐太投手(26)、オリックス小田裕也外野手(28)、武田健吾外野手(23)らが参加した。

 午前中は野球教室が開かれ、約1時間半にわたり地元の小学生と交流した。野球教室の後半から特別ゲストとして阪神掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA=62)が参加。小学生バッター相手に三振を取る岩貞に、掛布SEAから「大人げないなー!わざと緩急つけてるだろ」と声が飛び、会場が笑いに包まれた。

 午後はトークショーとチャリティーオークションが行われ、44万7310円が集まった。イベントに参加した熊本出身の岩貞は「積極的に参加して、少しでも子どもの力になれれば」。来年のオールスター第2戦は熊本で行われることとなり「出来る状況になっていることがうれしく思います」とふるさとを思いやった。