ロッテは21日、11年目となる来春の石垣島キャンプ(18年2月1~19日)の詳細を発表した。10月の就任会見で「キャンプでは1、2軍の枠を撤廃したい。競争を激しくする」と話していた井口監督の意向で、1、2軍の区分けを撤廃。全員が同じ練習をし、全員が同じホテルに宿泊してスタートすることになった。

 昨年までは1軍と2軍のホテルは別で、練習は石垣市中央運動公園にある2つの球場を、それぞれが使った。だが、来春は、今秋の鴨川キャンプと同じ“全員キャンプ”で活性化を図る。2月1日から実戦形式で練習し、17、18日には台湾のラミゴと練習試合を実施する予定だ。

 監督の意図は選手に伝わっている。この日、ZOZOマリンを訪れた捕手の田村は「僕はキャリアも経験も積ませてもらっているので、自覚をもってやりたい」と、リーダー役に名乗りを上げた。