今秋の東京6大学リーグで15年ぶりに勝ち点をあげた東大が23日、東京・文京区で年内の練習を納めた。

 グラウンド脇には今秋新設された室内ブルペン場が鎮座する。弾道測定器など最先端の機器を備える予定だ。まだ工事中で実用はもう少し先になるが、浜田一志監督は「大学の研究の一環で使用されるものだが、3人投げられるブルペンができた。投手を育てるための施設だが、打者の分析なども含めいろいろ考えて使っていきたい。来年は勝ち点2を目指します」と話した。宇佐美舜也主将(4年=桐朋)はOBにも感謝する。「室内練習場ができたことは大きい。勝つためにやれる環境を整えてもらった。感謝を結果で応えたい」と最下位脱出へ向け決意を新たにした。