覇権奪回を誓う日本ハム栗山監督が、節目となる18年をリスタートの年と定めた。大みそかは、恒例となっている北海道・栗山町の栗山天満宮で、新年を祝う太鼓をたたき、年を越した。就任7年目となるシーズンへ「一生懸命やる姿を見せなければいけない。ファイターズがどうあるべきか。こういうことをしてやるんだという“道”を見せたい」と見据えた。

 18年は、北海道に開拓使が置かれて150年となる。球団としても移転15年を迎えることになり、指揮官は「北海道の生活の中に、ファイターズが入れてもらうために、ここから10年が大切。選手にも伝えてある」と、中長期的な視野でも重要な年だと位置づける。

 具体的には「一生懸命さ」をカギに挙げ、「ダラダラしている選手がいたら(客席から)コラーって言われるような」。選手、スタンドが一体となって、全力で勝利に向かっていくことを目標に掲げた。