オリックスのドラフト6位、西浦颯大外野手(18=明徳義塾)が指名12選手のトップを切って大阪・舞洲の「青濤館」に入寮した。「人を驚かすのが好き。反応を見るのが好き」と、手品が得意でクロースアップ・マジックの第一人者である前田知洋氏を尊敬。熊本出身で右投げ左打ちの外野手だが、憧れの人物は「智徳」ではなく「知洋」だった。

 マジシャン西浦は入寮でも周囲を驚かせた。この日は松葉づえを持って登場。昨年12月に神戸市内で「左第3中手骨基部の変形部切除手術」と「左足関節三角骨の摘出手術」を受けたことを明かした。10日からの新人合同自主トレは別メニューとなるが「キャンプから本格的にやりたい」とやる気十分。プロの舞台でも周囲をアッと驚かせる。