DeNAの新人合同自主トレーニングが8日、神奈川県横須賀市内で始まり、精力的に体を動かしたドラフト1位の東克樹投手(立命大)は「2桁勝利を目指し、去年の浜口さんの勝利数(10)を超えられるように」と意欲を見せた。

 関西学生リーグ史上初めて2度の無安打無得点試合を達成した東は、苦手にする長距離走では7位だったが、キャッチボールでは視察したラミレス監督を「(フォームの)バランスがいい。だからこそいい制球がある」とうならせた。主力の石田、今永、浜口と同じ左投げで、監督は「左投手はセ・リーグで非常に効果的。4人で40勝は狙える。東が優勝に貢献してくれると思う」と先発として期待を寄せた。