ソフトバンク工藤公康監督(54)が22日、福岡市の城原小学校で「夢の課外授業」(主催・福岡市教育委員会、連携・二十一世紀倶楽部)の講師を務めた。

 はじめは高学年220人を対象に「夢をあきらめないことの大切さ」をテーマに講演。その後、低学年も参加し全校生徒427人の前で野球の実技指導を行った。工藤監督が発泡スチロール製のボールを豪快に空へ伸びるような軌道で投げると子どもたちは大喜びした。

 工藤監督は「夢を見て努力することの大切さを、うまくいく時もいかない時もあきらめないで努力し続けることが大事だと理解してもらえれば。子どもたちの笑顔で僕の方が勇気づけられた」と、充実感たっぷりに話した。