早朝から豪華な顔ぶれが並んだ。2日、DeNAは沖縄・宜野湾キャンプの早出の打撃練習で、アレックス・ラミレス監督(43)と高田繁GM(72)が、打撃投手を務めた。打席に入ったのは倉本寿彦内野手(27)と嶺井博希捕手(26)の2人。嶺井は「朝来たら、あの2人がいました」と恐縮しながらバットを振った。

 現役時代をほうふつさせるような? 投球を披露した2人も、徐々にヒートアップ。汗をかきながら室内練習場から出てきたラミレス監督は「もう2、3日くらいすれば、早い球を投げられると思う。ただ、GMとの対戦は負けを認めざるを得ない。GMは90%くらいはストライクゾーンに入っていた」。高田GMは「そんなことない。監督もちゃんと投げてたよ。監督が投げると、選手の気持ちも入るしな。ああやって投げると、バットの出方も分かるからいいよな」と、一番充実感に浸っていた。【DeNA担当 栗田成芳】