カリビアンシリーズ初戦で右ふくらはぎを痛め、第2戦を欠場したキューバ代表アルフレド・デスパイネ外野手(31=ソフトバンク)が、5日(日本時間6日)に行われるドミニカ共和国との第3戦での復帰を示唆したと4日、ESPN電子版が報じた。

 デスパイネは2日に行われた初戦のベネズエラ戦に「4番左翼」で出場したが、4回の守備に就く前に交代。地元メディアでは5日間ほど休むとの報道もあったが、デスパイネは第3戦に向け「2日間治療を受けた。DHなら出られると思う」と話し、早期復帰を示唆した。ケガの状況については「キューバリーグの決勝(1月20日~28日)で軽い張りを感じた。そのまま試合に出続けたが、ここに来て痛みが出たので交代した」と明かした。

 メキシコで開催されている中南米王者決定戦、カリビアンシリーズは5カ国で総当たり戦が行われ、4チームが決勝トーナメントに進出する。2勝しているキューバとベネズエラはすでに準決勝進出を決めており、残り2枠をプエルトリコ、ドミニカ共和国、メキシコで争っている。準決勝は7日、決勝は8日に行われる。